顧みなければならない、失われつつあるものを。
繋げていかなければならない、大切な存在との縁を。
伝えなければならない、人の手が生み出すものを。
忘れてはならない、仕事が職人を育てるということを。
大切な人に向かい、心を通わせるかけがえのない時間。
工芸職人たちの、人の手が生み出す至高の技術と品々。
そのために私たちは、自らの行いを見つめ直し、熟考し、
創り出される存在と事象を、問い掛け、評価を受ける。
新たな時代に“欲しい”と思い、“必要だ”と云わせる
価値を生み出していくために。