職人紹介

蝋色師漆で塗った表面を磨き、
鏡のような面に仕上げる職人

蝋色師(ろいろし)とは

蝋色師
蝋色師

漆塗りが完成した後に、その表面を仕上げるのが蝋色師さんです。

蝋色は、漆のはけ目である凹凸をなくし、漆表面を鏡のように輝かせる技法で、 表面を炭で研ぐ「炭研ぎ(すみとぎ)」、さらに緻密にする「胴擦り(どうずり)」、生漆(きうるし)をすり込む「摺り漆」、磨き粉と油で光沢を出す「磨き」の多重工程からなります。
塗りの具合によって「炭研ぎ」も微妙に変化し、その塗質を見抜くのも大変です。

蝋色師

最後の「磨き」は人間の手のひらを使って磨いていく方法で、鏡面を作る大事な仕上げであり、普段の手のひらの維持も大変です。

蝋色師さんの仕事として、金箔を押す前の漆表面を整えるという技法もあります。
これを「摺り上げ(すりあげ)」と言い、金箔の色を落ち着かせ、輝きを均一にする効果があります。

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