お仏壇の知識

よくあるご質問

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お仏壇について

 
  • お仏壇はなぜ必要なのですか?
  • お仏壇は御本尊を家庭にお迎えしてご安置する小さなお寺であり、心の拠り所として手を合わして、充実した精神生活を過ごすためにあります。同時に、ご先祖のご供養と今ある私たちの命に感謝する場所でもあります。最近では、ご家庭にお仏壇を用意されない方もおられるようですが、今の時代こそ、仏様に心の『安らぎ』を感じることは大切になってきているのではないかと思います。
 
  • どのようなタイプのお仏壇を選べばよいですか?
  • お仏壇は大きく分けて以下のタイプに分類されます。

【大きさと置く場所の違いによる分類】

  • 床置型 畳や床の上に直接安置する胴長や台付タイプ
  • 地袋仏間用 地袋付の仏間に安置するタイプ(高さ100~130㎝程度)
  • 上置型 家具や背の高い台の上に安置するタイプ(高さ30~90㎝程度)

① 床置型

② 地袋仏間用

③ 上置型

【材質による分類】

  • 金仏壇 黒漆などの塗装を基調に金箔押を施した仏壇。主に浄土真宗、浄土宗用
  • 唐木仏壇 紫檀、黒檀、欅、屋久杉などの木材の木目を生かした仏壇
  • 新型仏壇 家具調とも呼ばれていたモダンな仏壇。生活環境に合わせやすいシンプルなデザインや、従来の宗教にとらわれない斬新なデザインが特徴の仏壇

お仏壇選びのポイントは、お求めになる方の「宗派」「仏壇を安置する場所」「予算」などです。特に浄土系の方は金仏壇が基本となります。浄土系以外の真言宗や日蓮宗の方でも金仏壇をご使用になりますが、宗派によってお仏壇の種類に決まりございません。素材やデザイン、ご予算の中で重視される点を踏まえ、お求めになる方の感性でお選びいただくのが最もよろしいかと思います。

① 金仏壇

② 唐木仏壇

③ 新型仏壇

 
  • お仏壇の材質はどのようなものがありますか?
  • お仏壇には大きく分けて3種類あります。
  • 金仏壇 木地の檜や紅松などに漆を塗り、純金箔を押して仕上げます。漆には「本漆」や「カシュー漆」「代用漆」などがあります。
  • 唐木仏壇 「紫檀」「黒檀」が代表的ですが、他にも「欅」「シャム柿」「栓」「槐」「桑」など、様々な材質があります。
  • 新型仏壇 洋家具に使用されることの多い「ウォールナット」「ナラ」「タモ」「ニレ」が代表的ですが、「チーク」「ブラックチェリー」「ブナ」「シルバーハート」など様々な材質が使用されます。

本漆

紫檀

ウォールナット

 
  • お仏壇の価格の違いは何できまるのですか?
  • まず、素材の違いが挙げられます。
    例えば、紫檀で出来ているような仏壇の場合は、<紫檀製>と<紫檀調>があります。

    <紫檀製> お仏壇の前面(扉など)に、実際の紫檀が使用されています。「本紫檀」「紫檀」「紫檀系」と細分化され、中でも「本紫檀」は最高級の材質の一つです。また、紫檀がどれくらいの厚みで造られているかも価格に影響します。

    <紫檀調> お仏壇に実際の紫檀は使用されていません。紫檀と同じような色味、木目をつけたプリントやプリントシート貼りで仕上げています。

上記の様に、一見同じように見えるお仏壇でも高級仕様のものや、コストパフォーマンスに優れたお仏壇があります。また、生産国の違いや、蒔絵や彫刻などの細工によって価格が変わる場合もあります。

 
  • 国産と海外産の仏壇にはどういった違いがあるのですか?
  • お仏壇を製造する工場が日本国内か海外かにより生産技術や工程の違いがあります。どちらも日本国内のメーカーの管理の元で製造しています。高級素材を使用したお仏壇は、日本国内で熟練の職人によって高品質で製造されています。近年ではお客様のニーズにより、低価格の国産品も製造されるようになっています。
 
  • お仏壇はいつ購入するのがよいのでしょうか?
  • お仏壇をお求めになる時期に、良い日や悪い日はございません。思い立った時にお求めいただいてよろしいかと思います。また、ご家族にご不幸があった場合や家のリフォームや新築、引越等のタイミングで、昔は結婚して世帯を持つと仏壇を求められるという時代もございました。
 
  • お仏壇はどこに置けば良いのですか?
  • 特に決まりはありません。またお仏壇を置く方角を気にされる方もおられますが、昔より西側東向き、北側南向き、あるいは御本山の方向等云われてまいりましたが、そのご家庭にとってお参りし易い場所が良いと思います。
    但し、エアコンの風が直接あたる場所や、直射日光があたる場所、湿度が多い場所などは、耐久性の面から避けたほうが良いでしょう。
 
  • お仏壇のお洗濯とはどのようなことですか?
  • 古くなったお仏壇をご修復することです。お仏壇は長い間お祀りされると、蝋燭やお線香の煤や脂、空気中の埃などの様々な要因で、木地や漆が傷み、金箔が剥がれて金具が錆びてきます。そのような状態になったお仏壇をお預かりし、専門の職人の手により、新調当時のような美しさに復元いたします。古いお仏壇は、現在では再現の難しい技巧が使われているものや、新しく造ることのできない高級な材質を使用したものが多くあります。また、ご先祖様の尊いご縁でお求めになり、受け継がれてきたお仏壇ですから、お買い換えを考える際に、一度「お仏壇のお洗濯」もご検討されては如何でしょうか。

【ご修復前】

【ご修復後】

 
  • お仏壇を買い換えるとき古いお仏壇はどのようにすれば良いですか?
  • 近年では、今までの大きなお仏壇を小さなお仏壇に買い換える方も増えてきております。まず、菩提寺(普段お付き合いをされているお寺様)に古いお仏壇の「閉眼供養(ご遷佛、お魂抜き)」の法要を行っていただいた上で、ご相談されるのがよいかと思います。
    多くの仏壇店では、お仏壇の引取を行っております。事前に閉眼供養を済ませ、仏壇店に引取の依頼をします。費用はお仏壇の寸法や、配送距離によって変わります。
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